ルーカスアーツ
アメリカのビデオゲームプロデューサー・パブリッシャー
ルーカスアーツ・エンターテインメント・カンパニー(LucasArts Entertainment Company, LLC)[1]は、かつて存在していたアメリカ合衆国のコンピュータゲーム会社。
種類 |
LLC ルーカスフィルムの子会社 |
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本社所在地 |
アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンフランシスコ レターマン・デジタル・アーツセンター |
設立 | 1982年5月 |
業種 | 情報通信業 |
事業内容 | コンピューターゲームの開発 |
関係する人物 | ジョージ・ルーカス |
特記事項:2013年4月4日に閉鎖 |
ルーカスフィルム映画作品のゲームメーカーとして有名であり、1990年代初頭には商業的に大きな成功を収めた。出版とゲームの分野においては『スター・ウォーズ』シリーズのフランチャイズに軸足を置いていた。
歴史
編集1982年5月に、ジョージ・ルーカス率いるルーカスフィルム作品のビデオゲーム開発グループとして設立された。ルーカスは、多様な娯楽分野への進出を求めており、アタリ社とビデオゲームの開発に協力していた。
1990年、ルーカス社の再編に伴い、ルーカスフィルムのゲーム部門とインダストリアル・ライト&マジックとスカイウォーカー・サウンドを統合して、ルーカスアーツ・エンターテインメント・カンパニーが設立された。後に、インダストリアル・ライト&マジックとスカイウォーカー・サウンドの2社はルーカス・デジタルに連結された。
2012年、ウォルト・ディズニー・カンパニーがルーカスフィルムを買収したことにより、ルーカスアーツはディズニー傘下となった[2]。しかし、翌2013年4月にディズニーがルーカスアーツの閉鎖を発表。働いていたスタッフ200名のほとんどを解雇した。ディズニー側はルーカスアーツ自体は無くすものの、引き続きゲームのライセンスに使用するとしている[3][4]。
作品
編集- マニアックマンション
- スター・ウォーズ
- ザックマックラッケン
- Indiana Jones and the Last Crusade: The Graphic Adventure
- Loom
- モンキー・アイランド
- Monkey Island 2: LeChuck's Revenge
- Indiana Jones and the Fate of Atlantis
- デイ・オブ・ザ・テンタクル
- Sam & Max Hit the Road
- Full Throttle
- The Dig
- The Curse of Monkey Island
- Grim Fandango
- Escape from monkey island
関連項目
編集脚注
編集- ^ LucasArts Entertainment Company names new director
- ^ “ディズニー、ルーカスフィルムを40.5億ドルで買収へ。スターウォーズの新トリロジー製作が始動”. PRONEWS (2012年11月1日). 2016年3月27日閲覧。
- ^ “ディズニー、ルーカスアーツ・ビデオゲーム部門閉鎖へ”. ウォール・ストリート・ジャーナル(日本版) (2013年4月4日). 2016年3月28日閲覧。
- ^ “ディズニーがルーカスアーツを閉鎖、スタッフ150人を解雇!”. Kotaku JAPAN (2013年4月4日). 2016年3月27日閲覧。
参考文献
編集- "LucasArts Fights Remedy Logo" by Next-Generation Online, July 16, 1998. Retrieved May 12, 2006
- Miller, Scott (July 17, 1998). "News Bulletin: Developers Beware!". Retrieved May 12, 2006.
外部リンク
編集- Official LucasArts website[リンク切れ] - 公式ウェブサイト
- ルーカスアーツ - MobyGames
- ルーカスアーツ - IMDb
- ルーカスアーツ - メディア芸術データベース