タウポ火山帯
ニュージーランド北島にある火山帯
タウポ火山帯(タウポかざんたい、英: Taupo Volcanic Zone)はニュージーランド北島のタウポ湖周辺に位置する火山帯である。なかでもトンガリロ山・ルアペフ山・ナウルホエ山から成るトンガリロ国立公園は著名であり、度々噴火を起こし被害をもたらしている。噴火の際にはタウポ湖一帯に噴煙が広がる。
約240,000年前にできたと考えられている。約2万5000年前にタウポ湖で発生した超巨大噴火は、1兆トン以上の噴出物を大気中にまき散らした、確認されている火山活動で最大規模のものであった[1]。
1886年のタラウェラ山 (Mount Tarawera) の噴火で150名の死者が出た。
範囲
編集- トンガリロ国立公園
- ホワイト島 (Whakaari/White Island) 活火山
- ロトルア湖
- タウポ湖
- Tauhara山 (Mount Tauhara)
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ホワイト島
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ルアペフ山
脚注
編集- ^ 火山の「超巨大噴火」、従来説より高い頻度で発生か 研究 AFP(2017年11月30日)2017年12月3日閲覧
- ^ 北海道立地下資源調査所 1990, p. 1.