ひくまの出版
ひくまの出版(ひくまのしゅっぱん)は、かつて存在していた日本の出版社。絵本、童話、少年少女文学、子供に関連したノンフィクションなどを手掛ける地方出版社だった。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒431-0214 静岡県浜松市西区舞阪町弁天島2658-363-110 |
設立 | 1978年12月 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 創作児童文学を主体とした出版 |
関係する人物 | 那須田稔 |
概要
編集社長は那須田敏子[1]。1978年の創業で、静岡県浜松市中央区舞阪町(旧浜名郡舞阪町)弁天島にあった。
社名の「ひくまの」は、子供の絵本に登場する「ヒグマ」ではなく、奈良時代からあるこの地方の古名「曳馬野」(参考:曳馬町の歴史)から命名されたものである[2]。万葉集にも曳馬野を歌った歌「曳馬野に匂う萩原いりみだり衣干すてふ旅のおもいに」などがある。
「忍者サノスケじいさんわくわく旅日記」などのシリーズや「さと子の日記」がミリオンセラーとなるなどで地元での知名度は高く、ピーク時には年売上高約1億3,000万円を計上していたが、その後少子化の進行・メディアの多様化や図書経費などの公共予算縮小によって売り上げが落ち込み、平成26年4月7日、静岡地方裁判所浜松支部から破産手続開始決定を受け、倒産した。[3]
脚注
編集- ^ 児童文学作家・那須田稔の妻。
- ^ “お仕事拝見!子どもの本の現場から”. 2009年1月14日閲覧。[リンク切れ]
- ^ ひくまの出版(静岡)、破産手続き開始決定-負債2億8,567万円印刷業界ニュース 2014年4月17日付 2015年4月8日閲覧
関連項目
編集- さと子の日記 - 同出版社から出版され、100万部を超えるベストセラーとなった本。