いが号
いが号(いがごう)は、三重県名張市と埼玉県さいたま市を結ぶ夜行高速バスである。正式路線名は高速伊賀大宮線(こうそくいがおおみやせん)であり、三重交通が運行する。
概要
編集三重交通の夜行高速バスでは2番目の路線である。三重県内は伊賀地区と北勢地区、首都圏は神奈川と東京と埼玉をカバーする。インターネットや電話での予約が可能であり、名張 - 大宮間の所要時間は約9時間25分である[1]。
歴史
編集- 1989年9月27日:高速伊賀品川線が運行開始(所要時間:9時間00分)。
- 1992年11月1日:関ドライブイン経由から関バスセンター経由に変更(所要時間を10分短縮)。
- 1998年:京浜急行電鉄(現・京浜急行バス)が撤退。
- (時期不詳):停留所に伊賀営業所が追加される。
- 2006年9月1日
- 2007年8月10日:1号車に限り3列シート車に変更[3](車両検査時を除く)。
- 2018年7月1日
- 関東側を大宮まで延伸し、品川経由から池袋経由に変更。高速伊賀大宮線となる。
- 三重県側では、新たに桔梗が丘駅北口に停車[4]。
- 2020年10月29日:先行販売期間を2ヵ月前から1ヵ月前に短縮することを公表[5]。
- (時期不詳):新型コロナウイルス感染拡大の影響により休止路線となる[注 1]。
運行経路
編集名張市役所 - 近鉄名張駅前 - 桔梗が丘駅北口 - 伊賀営業所 -三交上野車庫 - 上野市駅 - 御代インター森精機前 - 関バスセンター - 近鉄四日市駅 ⇔ YCAT(横浜駅東口) - 池袋駅東口 - 大宮駅西口 - 西武大宮営業所
車両
編集いすゞ・ガーラ・三菱ふそう・エアロクイーンSHD3列シート29人乗りのトイレつき車両で運行するが[8]、続行便(2号車以降)は4列シート車で運行することもある(※1号車の代走を含む)。
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いが号(所定便用3列シート車)
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いが号(続行便用4列シート車)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “高速伊賀大宮線 時刻表”. 三重交通 (2018年7月1日). 2022年7月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
- ^ “三交上野車庫、御代インター森精機前、近鉄四日市の3停留所を新設”. 三重交通. 2006年11月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年9月28日閲覧。
- ^ “夜行高速バス(定期便)の全便「1人掛け座席」車両による運行について” (PDF). 三重交通 (2007年8月8日). 2007年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年9月28日閲覧。
- ^ 高速バス 伊賀⇔横浜・東京池袋・さいたま大宮(2018年7月1日改正) - 三重交通
- ^ “高速鳥羽大宮線及び高速伊賀大宮線の2か月前先行販売の一時休止について”. 三重交通 (2020年10月29日). 2023年11月10日閲覧。
- ^ “高速バスの運行状況について(夏休み期間含む)” (PDF). 近鉄バス (2022年7月11日). 2023年8月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
- ^ “行先・出発地域から探す(伊賀・名張)”. 三重交通. 2023年11月10日閲覧。
- ^ “車両タイプ・車内設備(高速伊賀大宮線)”. 三重交通. 2022年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。 “(座席・トイレ配置の案内)”
外部リンク
編集- 高速伊賀大宮線(三重交通) - ウェイバックマシン(2023年3月14日アーカイブ分)