Help:最近更新したページ

ウィキペディア日本語版ヘルプページです。元文書はメタウィキヘルプです。


最近の更新はそのサイトでもっとも最近に行われた操作を確認するための、MediaWikiの機能です。具体的にはページの編集、移動(改名)、削除、アカウントの作成、ブロックなどが表示されます。

利用者はこのページを使って、他の利用者の作業結果のモニタとレビューをし、間違いを訂正したり、荒らしを除去したりすることができます。最近の更新へのリンクは、デスクトップパソコンで見た場合の左のナビゲーションにあります。また、特別:最近の更新Special:Recentchanges というリンクからもアクセスできます。

機能概要

 
最近の更新は、標準では左のサイドバーにあります。

「最近の更新」ページでは、次のような編集記録が並んでいます。個人設定が標準の状態では、50行です。

略語のリスト:
ウィキデータの編集
N
ページの新規作成 (新しいページ一覧も参照)
m
細部の編集
b
ボットによる編集
(±123)
ページサイズの増減 (バイト単位)

2024年11月11日 (月)

時刻
編集が加えられた時間を示しています。初期設定ではUTC時間を表示しています。個人設定であなたの居住地の現地時間に変えることができます。Help:個人設定#日付と時刻を参照してください。
ページ名
編集が行われたページの最新版へのリンクです。
差分
この編集の差分ページへのリンクです。新しいページやページの移動では無効になります。
履歴
ページの履歴へリンクします。このリストにある編集だけでなく、そのページに加えられた前後の編集も表示されます。ページの移動の場合は、新しいページ名のページの履歴にリンクします。
+ や - に続く数字
その編集によって変化したページのバイト数の増減です。
m
「これは細部の編集です」に利用者がマークを付けたことを示します。不正使用を防ぐために、マークを付けることができるのはログイン利用者のみです。
N
新しいページ、つまりそれまで存在していなかったページであることを示します。「細部の編集」と「新規」の両方のマークがついているものは、一般的には新しいリダイレクトが作成されたものです。
利用者名など
その編集を行った投稿者の情報を示しています。投稿者がログイン利用者の場合、次のリンクはその投稿者の利用者ページへのリンクです(通常の内部リンク同様、ページが存在していない場合、赤リンクとなり、リンク先は編集ページになります)。ログインしていない利用者の場合は、リンクは利用者の投稿記録へのリンクになります。
( )内
投稿の際にそえられた編集内容の要約です。

$wgRCMaxAge より古い編集は最近の更新にリストされません。これは、特に編集が頻繁ではない名前空間に限定して最近の更新を確認する(MediaWiki 1.5以降の機能)時には不都合かも知れません。

オプション

ログインしている利用者は、最近の更新の表示設定を変えることができます。この設定のヘルプは、Help:ログインHelp:個人設定をご覧ください。最近の更新に関連するオプションは次の通りです。

  • 最近の更新の表示日数 - 最近の更新上で、デフォルトで表示する編集の日数を設定できます。表示日数は「最近の更新」ページ上のリンクでも変更可能です。
  • 最近の更新の表示件数 - 最近の更新にデフォルトで表示する件数を設定できます。表示件数は「最近の更新」ページ上のリンクでも変更可能です。ここでの設定はログおよび履歴ページにも及びます。拡張版(下記参照)の場合、この数には隠されている編集も含まれます。
  • 最近の更新から細部の編集を隠す - ログイン利用者が「これは細部の編集です」とマークした編集を全て隠す。
  • 最近の更新を拡張する - このオプションを有効にすると、複数の変更をグループにまとめて表示します。このオプションは、JavaScript を使用していますので、全てのブラウザで動くわけではありません(Help:MediaWikiに適応するブラウザを参照)。詳しくはHelp:拡張版最近更新したページをご覧ください。

特定の時刻からの新しい変更を見る

例えば 2024年11月11日00:07 に最近の更新をロードしたならば、「2024年11月11日00:07 以後現在までの更新を表示」というリンクが表示され、このリンクを通してまだ確認していない更新を確認することができます。ブラウザで他のサイトを表示したり、コンピュータを再起動した後など、後からこのリンクを使うためには、ブラウザのブックマーク機能を利用してください(Internet Explorerならリンク上で右クリック後、"お気に入りに追加"を選ぶ)。また、最近の更新・ページをローカルに保存することもできます。

こういった事前作業なしに、特定の時間からの新しい更新を見るためには、次のようなURLを利用します。

//ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%89%B9%E5%88%A5:Recentchanges&from=20241111000720

from= のあとには、UTCで yyyymmddhhmmss (年月日時分秒)の形で時間を入れます。

このURLを使った場合でも、個人設定で設定した「最近の更新の表示件数」が適用されます。

また、この場合、手動でURLに書きこまない限り、「登録利用者の編集を隠す」機能が使えません(下記を参照)。

登録利用者の編集を隠す

特別:Recentchanges/hideliuは、ログインしていない利用者の編集のみを表示するバージョンの最近の更新です。この機能はWikipedia:荒らしを監視している人々には便利な機能でしょう。特定の時間以降の更新を確認する機能などは、hideliu機能とあわせて使うことができますが、このためには、URLに手動で |hideliu=1 を付け加える必要があります。たとえば、時間のリンク(上記を参照)をクリックすると、

//ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%89%B9%E5%88%A5:Recentchanges&from=20241111000720

といったURLを取得できますので、この時間以後のログインしていない利用者の編集を確認するためには、ここに &hideliu=1 を追加してください。

//ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%89%B9%E5%88%A5:Recentchanges&from=20241111000720&hideliu=1

編集記録の変更・削除

ページが改名(移動)された場合、「最近の更新」ページなどでは、以前の編集もページの新規作成記録まで遡って新しい名前の下に表示されます。

ページが削除された場合、「最近の更新」ページなどでは、以前の編集もページの新規作成記録まで遡って不可視になります。

この点で「最近の更新」ページは、作業の記録がそのまま残る編集の実際のログとは異なります。

しかし、編集履歴、ウォッチリストや、リンク先の更新状況、利用者の投稿記録には表示されず、「最近の更新」に表示される編集記録もあります。すなわち、ページをリダイレクトのある移動先に移動した場合、このリダイレクトの作成は「最近の更新」にのみ表示されます(当然ながらシステムが表示する期間のみ)。この現象は特に、一旦移動したページをもとのページ名に戻したり、ページの移動合戦が起きている時に現れます。

ボット

ボットの編集は、URL に &hidebots=0 を追加することによって最近の更新に表示できます。管理者によって特定の編集にボット編集のフラグを付与し、最近の更新にデフォルトでは表示されないように設定することができます。詳しくは Help:以前の版にページを戻す方法 を参照してください。

ウェブのフィード

最近の更新のフィードRSS または Atom)を、使用可能な index.php のパラメータの一つである "feed" に、 "rss" または "atom" の値を入れることで得ることができます。すなわち、「最近の更新」ページのURLに "&feed=rss" もしくは "&feed=atom" を追加します。このようにすると、最近の更新について差分のフィード情報が表示され、それぞれの最新版へのリンクが提供されます。ブラウザによっては、投稿者ごとに並べ替えなどが可能なこともあります。日本語版ウィキペディアの場合次のアドレスです。

詳しくは、Help:フィードの利用をご覧下さい。

IRC

 
IRCで見る特別:最近の更新。リアルタイムで次々に現在の更新情報が流れてくる。これは#ja.wikipedia

IRC(インターネット・リレー・チャット)には最近の更新を流し続けているチャンネルがあります(IRCの使い方についてはWikipedia:チャットをご覧ください)。日本語版ウィキペディアのチャンネルは次のアドレスです。

他にもウィキメディア・プロジェクト全体で更新を流しているチャンネルが730以上あります。基本的なアドレスは#lang.projectの形をしています。詳細はメタの解説(英語)をご覧ください。

ソフトウェア

  • バンダル・ファイターは最近の更新をリアルタイムで閲覧できるJavaソフトウェアです。条件や設定に応じて表示を区別・色分けでき、更新を閲覧するのに便利です。
  • ハグルは最近の更新をリアルタイムで閲覧できるウィンドウズ用アプリケーションです。差し戻し機能や自動警告機能がなどが付いています。

ページの履歴との違い

各行が、そのページに関する一回の編集記録となっています。

  • (前の版) リンクは上述の (差分) リンクと似ています。
  • (最新版) リンクは、その編集記録の版と最新版の差分を表示します、その版以降の全編集をまとめて確認できます。ページの履歴をロードした後に加えられた編集も表示されるので、履歴ページに表示されていない編集が含まれることもあります。

(最新版) と (前の版) リンクは拡張版最近の更新にある同名のリンクと同様に機能しますが、最初の行の (最新版) リンクだけは動作が違います。履歴ページではここはリンクになっていませんが、拡張版最近の更新では最新版と直前の版との差分を表示します。

Help:要約欄#要約欄が現れる場所も参照してください。

関連項目