柴田翔

1935-, 小説家、ドイツ文学者。

これはこのページの過去の版です。Akoyano (会話 | 投稿記録) による 2007年11月6日 (火) 12:10個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (エッセイ)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

柴田翔(しばたしょう、男性、1935年(昭和10年)1月19日- )は、日本小説家ドイツ文学者東京都板橋区常盤台に育つ。武蔵中学校・高等学校を経て東京大学に入学。工学部から文転して独文科を卒業し、1960年、同大学院独文科修士課程修了、助手となる。1961年に『親和力研究』でゲーテ賞を受賞、翌年ドイツ留学。

1964年に小説『されど われらが日々――』で第51回芥川賞を受賞。以後も小説家としての活動を続ける傍ら、ドイツ文学者としても、1966年、東京都立大学講師、67年、助教授、69年東京大学文学部助教授、のち教授、1995年定年退官、東大名誉教授。その後共立女子大学文芸学部教授を経て、2006年現在、同大学非常勤講師。太宰治賞選考委員。

妻は作曲家三宅榛名

著作

小説

  • 『されど われらが日々――』文藝春秋,1964
  • 『贈る言葉』新潮社,1966
  • 『鳥の影』筑摩書房,1971
  • 『立ち盡す明日』新潮社,1971
  • 『われら戦友たち』文芸春秋, 1973
  • 『ノンちゃんの冒険』筑摩書房,1975
  • 『中国人の恋人』文芸春秋,1992
  • 『突然にシーリアス』筑摩書房,1992

エッセイ

  • 『燕のいる風景』筑摩書房,1979
  • 『犬は空を飛ぶか』筑摩書房,1976
  • 記憶の街角 遇った人々 筑摩書房、2004

ドイツ文学

翻訳