削除された内容 追加された内容
概要: 無効の出典、関連の薄い事項を除去
無効の出典を除去
258行目:
[[File:Tokyo Fire Department SUPER AMBULANCE Interior.jpg|thumb|260px|スーパーアンビュランス<br>拡幅時車内左側(4代目)]]
[[東京消防庁]]に配備されている「'''特殊救急車:スーパーアンビュランス'''」([[京成自動車工業]]・ヨコハマモーターセールス製造)に代表される大型車のことである。
*このほかにも[[日本赤十字社]][[岡山県]]支部 [[岡山赤十字病院]]は車体が拡張しない「'''多目的救急車 岡山25'''」(ベースは[[日野・レンジャー]] ベッド数1床)<ref>[https://m.youtube.com/watch?v=ab_b9sAdctk 日本赤十字社 岡山県支部 多目的救急車【動画】]</ref> <ref>[https://www.47news.jp/5288924.html 47News(山陽新聞) 2020.09/23「グッズ通じて活動PR 日赤県支部 ペーパークラフトと折り紙贈る」]</ref>を配備し、赤十字[[長野県]]支部 [[諏訪赤十字病院]]も車体が拡張しない「'''災害救護車'''」(ベッド数1床)を配備<ref>[https://nc.suwa.jrc.or.jp/nc-pages/disaster 諏訪赤十字病院 看護部]</ref>、[[滋賀医科大学医学部附属病院]]もトラックをベースにしたDMAT車を配備している<ref>[https://m.youtube.com/watch?v=znPsmdRjfPQ DMAT緊急走行【動画】]</ref>。また、赤十字[[熊本県]]支部 [[熊本赤十字病院]]は、片側が拡張するタイプ(ベースは[[いすゞ・ギガ]])で、4床の[[手術室]]と同等の機能を有した「'''特殊医療救護車''':ディザスターレスキュー」を配備している。傷病者を病院に搬送する救急車としてではなく、被災地や災害現場に赤十字病院の救護班が直接出動し、速やかに救命処置や緊急手術などの[[災害医療]]が可能な、移動手術車として使用される。
[[File:Disaster-3.jpg|thumb|270px|特殊医療救護車 「ディザスターレスキュー」<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=DDh6mZbQHhI 春の天明まつり「熊本赤十字病院 特殊医療救護車」【動画】]</ref>]]
*[[熊本赤十字病院]]の特殊医療救護車 <ref>[https://m.youtube.com/watch?v=VMVwdmib41A 赤十字熊本県支部 特殊医療救護車 緊急走行【動画】]</ref>は、医師・看護師・薬剤師・診療放射線技師・業務調整員などで編成された赤十字救護班が同乗し、被災地や災害現場などに直接出動することで早期に[[災害医療]]を開始し、重篤な傷病者の救命率を上げる為に建造された車両である。
:停車時には車体の左側が拡張し、車幅4.3m、床面積25[[平方メートル|m<sup>2</sup>]]、4床の緊急[[手術]]が可能な救命処置室となる。車両後部のハッチから油圧式スロープを展開し、ストレッチャーに載せたままで傷病者を搬入できる。車体の[[発電機]]による電源の他、外部商用電源に接続しての運用も可能。
:車内には4基の[[手術室|手術台]]や[[無影灯]]、[[心電図#心電図モニタ|心電図モニター]]、[[X線撮影#医療分野での利用|ポータブルX線装置]]、携帯式[[超音波検査|エコー検査]]装置、迅速[[血液検査]]装置、人工呼吸器、[[笑気]]ガス・[[酸素]]ボンベ一式、アコマ麻酔器<ref>[https://www.acoma.com/products/fo-20s/?atte=1 アコマ医科工業株式会社 アコマ麻酔器]</ref>、開胸器、吸引器、患者加温システム(ウォームタッチ)<ref>[https://www.medtronic.com/covidien/ja-jp/products/temperature-management/warmtouch-blanket.html# Medtronic 「ウォームタッチ」]</ref>、除細動器、[[IABP]]駆動装置、輸液ポンプ<ref>[https://www.kango-roo.com/mv/263/ 看護roo 動画で分かる看護技術「輸液ポンプの操作(1)」]</ref>、シリンジポンプ、救急カート<ref>[https://knowledge.nurse-senka.jp/214150/ ナース専科 急変対応マニュアル「救急カートに入れる薬剤は?整理点検のポイント」]</ref>、[[防毒マスク]]、換気設備、手術用のシンク([[流し台]])と、床下に各150Lの上下水タンクなどを備え、通信設備として日赤無線、[[アマチュア無線]]、[[衛星通信]]を使用した[[遠隔医療]]システム、被災地での長期間の活動に備えて運転席の後部には個室トイレ(燃焼トイレ)も設置されており、更に情報収集・巡回診療用のモトクロス[[オートバイ|バイク]]などを積んでいる。
336行目:
[[File:DMAT-1010904.jpg|thumb|230px|DMATで災害出動した、医療機関の救急車]]
[[File:Amb16 kishiHP.jpg|thumb|240px|医療機関の救急車]]
医療機関が所有する救急車は、患者容体の急変や専門外の治療など他施設へ[[転院搬送]]を要する患者の救急搬送に主に使用される車両である。<ref>[https://m.youtube.com/watch?v=uArVkTaaROY 公立豊岡病院 但馬救命救急センター 2023.10/27 「救急車 緊急走行動画」]</ref>「病院救急車」は俗称で、法令上の正式名称は消防と同じく「救急自動車」である。
*管轄省庁は [[厚生労働省]]である。このため、医療機関の救急車は総務省消防庁発出の「救急業務実施基準(昭和39年3月3日自消甲教発第6号)」による通達の規制を受けない。
*ドクターカーも、医療機関の救急車の一種である (詳細は[[ドクターカー]]の項を参照)。