「ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス」の版間の差分

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m バウンド・ドッグ→バウンド・ドック
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=== 戦闘スタイル ===
ターン制で、ターンの開始時に全味方キャラクターに攻撃・必殺・特殊能力・アイテム使用・防御・逃げるの指示を行う。攻撃や必殺を選択した場合、目標となる敵を指定する。必殺技はテクニカルポイント(以下、TP)を消費しなければ使うことができず、TPは敵への攻撃の命中で小回復、敵の撃破で中回復、リテクニカルカプセルの使用で大回復する。逃げるを選択した場合、行動順がってくることでボス以外の戦闘からできる。必ず成功するが、その際に全員の「根性」が1ポイント下がる。「根性」は高いほどステータス異常の「混乱(同士討ち)」や「気絶(行動不能)」に対して強くなるので、下がれば下がるほど後で不利になる。
 
なお、本作の戦闘時の並び順はやや特殊で、メニュー画面での並び順が1番上のキャラクターは、戦闘画面では上から3番目に配列される(1人行動のときに戦闘画面のほぼ中央に立つ位置である)。それ以外のメンバーはメニュー画面同様に上から並べられる。コマンドの入力順もこの戦闘画面での並び順に準ずる。
 
敵も同様に行動を選択してゼウス側を攻撃したり、自己のHPを回復する。全てののHP0にか、撤退させれば勝利となる。ゼウス側の個々のメンバーはHPが0になればると戦闘不能る。り、その戦闘が終了するまで、そのメンバーは復帰することは出来ない(戦闘終了後、HPが残り1の状態になっているで復帰)。
 
HP、ステータス異常、根性は病院で回復させることが出来る(根性の回復は診察室に入るだけでよい)が、TPは戦闘かリテクニカルカプセルを使用することでしか回復出来ない。
 
本来クリティカルヒットは一定の間隔確率でしか出ないが、HPが残り1の場合高確率でクリティカルヒットがせるようになる。
 
== 設定 ==
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;XNガイスト
:読みは「ザンガイスト」<ref>「スーパーファミコン必勝法スペシャル ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス」1992年 ケイブンシャ刊 48頁。アニメ『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』でも同様。</ref>。
:本作の最終ボスとして登場。アポロンが搭乗する。非人型状戦闘は戦艦形態から始まり、HPが無くなると半人型態に変形する。異空間のヘリオス要塞を維持する役目も担っていたため、ゼウスのメンバーに破壊され要塞は崩壊しアポロン共々行方不明となった。
:『スーパーロボット大戦シリーズ』の設定については[[シャドウミラー#次元転移装置]]を参照。
 
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; アムロ・レイ([[ガンダム (架空の兵器)|ガンダム]]→[[νガンダム]])
: 先の大戦であるエゥーゴ戦争の英雄で、「白き流星」の通り名を持つエースパイロット。当初はエゥーゴ軍少尉であったが、ゼウス参入時に大尉へ昇進する。口調も外見も『[[機動戦士ガンダム]]』時代のものがベースになっており、斜に構えたセリフを発することが多い。ただし原作にあったネガティブな面はほとんど見られない。
: ストーリー前半はガンダムに搭乗。ガンダムの特殊能力「ねらう」は、ビームライフルで狙撃する。中盤以降はνガンダムに乗り換える。νガンダムの特殊能力「ファンネル」は、通常攻撃50%のダメージを敵全体に必ず命中させる攻撃。ステータスは素早さが高く、技量も高いためクリティカルヒットが出やすい
: 主人公サイドのモビルスーツ系全般に共通する点として、必殺技は複数攻撃可能なものが多いが、消費TPが威力に比して高い。
; 南光太郎([[仮面ライダーBLACK|ライダーブラック]]→[[仮面ライダーBLACK RX|ライダーRX]]/ ロボライダー / バイオライダー)
: 仮面ライダーブラックに変身する青年。ストーリー中盤で太陽のエネルギーを吸収して仮面ライダーブラックRXにパワーアップする。
: 原作とは異なり、陽気で女性好きかつ涙もろい性格となっている。モロボシ・ダンや東光太郎とは漫才のような会話を交わすシーンも多い。
: 通常攻撃の威力はメイン3人の中で最も高く、必殺技の威力も消費TPに比して高い。ただし他のメンバーに比べてHPが低め。いずれもライダー系全般に当てはまる。
: ブラックの特殊能力「チャージ」は、1ターンの間力を溜め、次のターンに普段ならば一定の確率でしか出せないクリティカルヒットを必ず出す。RXは特殊能力の「チェンジ」でロボライダー、バイオライダーに2段変身可能となっている(攻撃力、防御力、ステータス・必殺技がそれぞれ異なり、この特殊能力はターンを消費しないのでため自由に切り替えができる)。
; モロボシ・ダン([[ウルトラセブン (キャラクター)|ウルトラセブン]]〈一時期[[ウインダム (ウルトラ怪獣)|ウインダム]]〉)
: ウルトラセブンに変身する[[ウルトラ警備隊]]隊員。念力や透視といった超能力を有する。
: 冷静沈着な性格で、チームのまとめ役のような役割を果たす。また原作同様に女性には弱く、ウルトラアイが盗まれるイベントが再現されている。なお、苗字が違う東光太郎から「兄さん」と呼ばれたことを疑問に思われた際は、[[ウルトラ兄弟]]であることを隠すために自身の両親が他界した後、東の両親に引き取られて兄弟のように育てられたためだと説明したが、実際にセブンとタロウは従兄弟である(セブンの母親が[[ウルトラの母]]の姉であるため)。
: 通常の攻撃力と素早さは低く、また行動も一番遅いが、HPや必殺技の攻撃力は総じて高い。条件を満たすと、最強の必殺技「流星キック」を習得するが、二番目に強力な必殺技「アイスラッガー」でもカウンターストップさせる程のダメージを与えられる。また、ウルトラ戦士に共通する点として、必殺技のリライブ光線で全員のHPを回復できる。
: 特殊能力は「念力」で、まだ行動していない敵の行動を阻止することができる。
: [[ザラブ星人]]の変装に騙されてウルトラアイを盗まれた時は、[[カプセル怪獣]]のウインダムを呼び出して戦わせる。ウインダムの特殊能力は「死んだふり」で、敵の攻撃対象とならない効果。また、必殺技のTP消費が(リライブ光線・ウインダムバリアー・ウインダムダイナマイトを除いて)極端に少ないが、代わりに命中率が良くない。
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: 特殊能力は「ホッパー」で、敵のHP・特徴を知ることができる(怪獣大図鑑と同じ効果)。
; [[魔装機神シリーズの登場人物#魔装機神操者|マサキ・アンドー]](サイバスター)
: シュウと呼ばれる男を追いかけて世界中を旅している青年。彼の特徴である方向音痴の特徴や、ファミリアのシロとクロは本作が初登場である。
: 条件次第では、道に迷ってラストダンジョンまで迷い込んだマサキを仲間に加えられる。
: 特殊能力は「ファミリア」で、通常の50%のダメージの全体攻撃(νガンダムのファンネルと同じ)。
; [[ウルトラマンタロウ|東光太郎]](ウルトラマンタロウ)
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: 特殊能力は「分身」で、回避力を高める。
; [[魔装機神シリーズの登場人物#シュウ一行|シュウ・シラカワ]](グランゾン)
: 謎の青年。シャングリラ市で愛機グランゾンの転送装置を盗まれた所をアムロとシャアに助けられ、後にその借りを返すために仲間となる。普段は丁寧な物腰で接するが、催眠術を用いマ・クベを廃人にしてしまうなど冷酷な一面も持つ。
: マサキから彼をかつて世界を混沌に陥れた闇の魔王の再来ではないかと思われていらしく、彼を追い続けている。条件次第ではラストダンジョンでマサキから逃げ回るためということ名目で、ラストダンジョンで仲間にすることも可能。
: 特殊能力は「フルパワー」で、敵全体に大ダメージを与えるが、使用するとしばらく行動不能になる。
 
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: [[ウルトラマンA]]に変身するが、本作では変身後の姿は出てこない。ダンに「ウルトラギロチン」を伝授する。
; 南夕子
: 北斗星司と共にウルトラマンAに変身するが、本作ではその設定がどうなっているかは不明(北斗は「エース」と呼ばれるが、彼女は下の名前で呼ばれる)。
; ウルトラマンキング
: ウルトラ一族に伝わる伝説の人物。ダンの潜在能力を覚醒させる。この世界にかつて存在した光の神と闇の魔王と同等の存在(または光の神自身)であることをヤプールに示唆されている。
; ハロ9000
: ゼウスの総司令を務めるネットワークコンピューター。情報を集めゼウスのメンバーに指令を出すが、決定権はメンバーにある(逆に「いざという時役に立たない」とツッコミを入れられることも)。メンバーに通信する時は[[ハロ (ガンダムシリーズ)|ハロ]]の姿で出てくるが、アムロの作ったハロとは別物である(アムロのハロは彼の家自宅の犬小屋に入っている)。
; ニック
: α部隊時代のギリアムの戦友で、記憶を失っていた彼にとっては家族同然の人物。ゼウス結成後に少しだけ登場し、α部隊がゼウスとは別のテロリスト(ショッカー)の鎮圧に向かうことを伝える。この時、ギリアムはα部隊が壊滅することをおぼろげに予知してしまい、その通りに地獄大使の手によって全滅した。α部隊は他にもコーリャ、フレディという人物がいる。
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=== 敵として立ち塞がるキャラクター ===
; [[黒い三連星]]
: 3人組の傭兵。元ジオンのエースパイロットで、現在はテロリストに雇われている。中盤、ゼウスの名を騙ってνガンダムを奪い取る。アムロを坊や扱いしていたが、彼との戦いに負け敗れてからは実力を認め、自分達の雇い主がシロッコであることを教え忠告した。乗機は[[ドム]]だが、既に旧式であり、新しいMSを欲しがっていた。
; [[マ・クベ]]
: 元ジオンの軍人で、ネオ・アクシズでのアポロンの側近の1人。本作では[[クロスボーン・バンガードの機動兵器#ラフレシア|ラフレシア]]に搭乗。マサキからはファーストネームが「マ」であることをからかわれる。最後はシュウの手によって廃人にされてしまった(イベント後は「私は死んでいる…」としか言わなくなる)。
; [[ジェリド・メサ]]
: [[バウンド・ドック]]を駆るティターンズのメンバー。ティターンズのクーデターの際にゼウスと激闘を繰り広げる。本作では後に[[強化人間]]となり、[[サイコガンダム]]に乗り込む。
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: ショッカーの幹部の1人。ガラガランダに変身する。ギリアムがかつて所属していた部隊を壊滅させた張本人。短気かつ思慮の浅い性格の上、部下をこき使うために戦闘員からは嫌われていた様子。何度か復活するが、その度に倒される。
; [[ゾル大佐]]
: ショッカーの幹部の1人。狼男に変身する。地獄大使を追って来たギリアムを捕らえ監禁していた。ゼウスのメンバーに一度敗れるが、強化され登場。び挑戦かし、再び敗れ爆死する。
; [[死神博士]]
: ショッカーの幹部の1人。イカデビルに変身する。立花藤兵衛やリィナ・アーシタを人質に取ったり、女性に変装して油断させようする。後にネオ・ショッカーのメンバーとして暗躍。アポロンに信頼されていなかったらしく、その忠誠の証を立てようと様々な策略を使うがいずれも失敗してしまう。
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: ゲドンの首領。飛鳥五郎を殺した犯人だと風見志郎に疑われたが、彼にはアリバイがあった。
; [[ジェネラル・シャドウ|ゼネラルシャドー]]
: デルザー軍団の幹部。原作とは違い、オカマ口調で卑劣な性格。シャドームーンに対して卑屈な態度を取るが、いずれは彼よりも成り上がろうと企んでいる。戦闘の際は4人に分身する。デストロンのドクトルGと手を組む結託するが、彼を追っていた風見志郎によって軍団は壊滅させられてしまい、それを知って自爆する。戦闘の際は4人に分身する。
; [[仮面ライダースーパー1#ドグマ(ドグマ王国)|カイザーグロウ]]
: バタンのペットである不死身の怪人(原作での所属組織ドグマ王国は既に壊滅している)。なお、変身前の姿であるテラーマクロは登場しない。弱点を知らなければ一切ダメージを与えられず、その弱点は沖一也しか知らない。規模が小さいバダンがネオ・ショッカーに対抗できたのは、カイザーグロウこの怪人がいたためである。アポロガイストらが放ったNSミサイルでバダン基地が壊滅した際に驚いて逃げ出してしまう。後にヘリオス要塞でシャドームーンの前座として現れるが、弱点を知っているのは光太郎のみなので、他の3人はダメージを与えることが出来ない。
; [[シャドームーン]]
: アポロンが最も信頼する側近の1人。正体は光太郎の幼馴染親友である秋月信彦。信彦の記憶は捨てたと話すが、終盤一度だけ信彦としての感情を露呈してしまい、光太郎は嬉しそうに反応していた。最初の一騎討ちは負けイベントは光太郎は必ず敗北しあり、廃棄所に捨てられる。
; ビルゲニア
: ギリアムに空間転移させられた光太郎の隣の棺桶に入っていた人物。シャドームーンを付け狙っているが、光太郎はあまり眼中に入れていない。原作での所属組織ゴルゴムは既に壊滅している様子。後にヘリオス要塞でも現れ再会するが、敗れた挙句に光太郎から「時代遅れ」と一蹴された。
; バルタン星人
: ウルトラマンの宿敵。ホシノ少年に化け、科特隊を食中毒で機能停止させる。冷酷な性格だが、地球語を喋れないため、当初はジェスチャーで意思を伝えようとしていた。その後は流暢に話すようになる。アトゥミ市での計画が失敗した後、ザビ市で再度決戦を挑んでくる。
265行目:
: バルタン星人の部下。女性に化けてダンのウルトラアイを盗んだ。[[エレキング]]を従えている。
; [[メフィラス星人]]
: 原作同様対話で侵略しようとしていた異星人。ダンにすべての策略を阻止されたため、戦いから身を退くことを考え改心するが、裏切り者としてヤプールに始末されてしまう。
; [[ヤプール人|ヤプール]]
: アポロンが最も信頼する側近の1人。配下に[[エースキラー (ウルトラ怪獣)|エースキラー]]や[[ベムスター]]がいる。「すけきよ」という人物に化けていた。卑劣な手段を多用しており、最後はメフィラス星人を殺害し、ダンに懐いていた[[バードン (ウルトラ怪獣)|バードン]]をけしかけたことで彼の怒りを買い、3人の側近の中唯一死亡した。
; アポロン
: 本作の最終ボス。仮面を被った謎の男。ネオ・アクシズの指導者総統となり、世界中のテロリストを掌握した。惑星エルピスに真の理想郷を創り上げる計画「プロジェクト オリュンポス」を達成させるため、ゼウスのメンバーと対立する。
 
== 参加作品 ==
307行目:
* 『[[仮面ライダーZX]]』([[1982年]] - [[1984年]])
:村雨良、暗闇大使、タイガーロイド
* 『[[仮面ライダーBLACK]]』([[1987(1987]] - [[1988年]]
:南光太郎 / 仮面ライダーBLACK、[[シャドームーン]]、ビルゲニア
* 『[[仮面ライダーBLACK RX]]』(1988年 - 1989年)
319行目:
* 『[[ウルトラセブン]]』(1967年 - [[1968年]])
:[[ウルトラセブン (キャラクター)|モロボシ・ダン / ウルトラセブン]]、キリヤマ、フルハシ、ソガ、アマギ、アンヌ、クラタ、[[ウインダム (ウルトラ怪獣)|ウインダム]]、[[ウルトラセブンの登場怪獣#宇宙ハンター クール星人|クール星人]]、[[エレキング]]、[[メトロン星人]]、[[イカルス星人]]、[[キングジョー]]、[[ウルトラセブンの登場怪獣#ロボット長官|ロボット長官]]、[[ガッツ星人]]、[[ウルトラセブンの登場怪獣#ロボット超人 にせウルトラセブン|にせウルトラセブン]]
* 『[[帰ってきたウルトラマン]]』(1971年 - [[1972年]]
:郷秀樹、[[帰ってきたウルトラマンの登場怪獣#オイル怪獣 タッコング|タッコング]]、[[ツインテール (ウルトラ怪獣)|ツインテール]]、[[帰ってきたウルトラマンの登場怪獣#古代怪獣 キングザウルス三世|キングザウルス三世]]、[[ベムスター]]、[[ムルチ]]、[[帰ってきたウルトラマンの登場怪獣#光怪獣 プリズ魔|プリズ魔]]、[[ブラックキング]]
* 『[[ウルトラマンA]]』(1972年 - 1973年)