テーオーケインズ
この記事は現役競走馬を扱っています。 |
テーオーケインズ(英:T O Keynes)は、日本の競走馬[1]。主な勝ち鞍に2021年の帝王賞(JpnI)、アンタレスステークス(GIII)。
テーオーケインズ | |||||||||
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欧字表記 | T O Keynes | ||||||||
品種 | サラブレッド | ||||||||
性別 | 牡 | ||||||||
毛色 | 栗毛 | ||||||||
生誕 | 2017年4月27日(7歳) | ||||||||
父 | シニスターミニスター | ||||||||
母 | マキシムカフェ | ||||||||
母の父 | マンハッタンカフェ | ||||||||
生国 | 日本(北海道日高町) | ||||||||
生産者 | ヤナガワ牧場 | ||||||||
馬主 | 小笹公也 | ||||||||
調教師 | 高柳大輔(栗東) | ||||||||
競走成績 | |||||||||
生涯成績 |
13戦7勝 中央:11戦6勝 地方:2戦1勝 | ||||||||
獲得賞金 |
1億9171万5000円 中央:1億2171万5000円 地方:7000万円 (2021年6月30日現在) | ||||||||
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馬名の意味は冠名+人名より。
戦績
2歳(2019年)
10月19日京都の新馬戦(ダート1400m)で松山弘平を背にデビューし3着。11月9日京都の未勝利戦(ダート1400m)では3・4番手追走から直線で抜け出し後続に4馬身差をつけ初勝利を挙げる。12月15日中京の寒椿賞(1勝クラス・ダート1400m)では勝ち馬コパシーナから僅差の3着となり、2歳シーズンを終えた。
3歳(2020年)
3歳初戦、初の関東遠征となった2月1日の3歳1勝クラス(ダート1600m)をクビ差で勝ち2勝目を挙げる。続く3月28日の伏竜ステークスは、中団から追い込むがヘルシャフトに逃げ切られ2着。次走の5月24日の鳳雛ステークスは、後方2番手からのレースとなり6着に敗れる。その後は休養に入り、5か月ぶりとなった10月31日の3歳以上2勝クラスは松山弘平とコンビを組み、初の古馬との対戦ながら2着のサンライズホープに4馬身差をつけ快勝。昇級戦となった11月14日の摩耶ステークスは、人気に応え好位から抜け出し2馬身差をつけ連勝を飾る。連勝で挑んだ12月20日、リステッドのベテルギウスステークスは、オーヴェルニュにアタマ差で敗れ2着となる。次走は中9日で東京大賞典に出走し、初の地方遠征、初の重賞挑戦、初のGI挑戦となった。レースは6着に敗れたものの、勝ったオメガパフュームに0.2秒差と健闘した。
4歳(2021年)
3月21日の名古屋城ステークスでは、道中好位でレースを進め4コーナーで先頭に立つと、最後は後続に3馬身差をつけ快勝[2]。4月18日のアンタレスステークスでは松若風馬とのコンビで出走し、好位追走から直線で鮮やかに抜け出して1番人気に応え重賞初制覇を飾った[3]。迎えた6月30日の帝王賞では、好位追走から最後の直線で内から抜け出すと最後はノンコノユメ以下に3馬身差をつけ圧勝し、JpnI初制覇を果たした[4]。11月3日には、JpnI連勝を狙いJBCクラシックへ出走した。レース前1番人気に支持されたもののスタートで大きく出遅れ、すぐに巻き返したが直線で前を交わすことができず4着に敗れた。レース後、鞍上の松山弘平は敗因としてスタートの悪さを挙げた[5]。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチ[6]およびnetkeiba.com[7]に基づく。
競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上り3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
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2019.10.19 | 京都 | 2歳新馬 | ダ1400m(重) | 16 | 6 | 11 | 16.4 (7人) | 3着 | 1:24.7(37.1) | 0.5 | 松山弘平 | 55 | ジャスティンリーチ | 492 | |
11. 9 | 京都 | 2歳未勝利 | ダ1400m(良) | 16 | 1 | 1 | 3.8 (2人) | 1着 | 1:24.7(37.1) | -0.7 | 松山弘平 | 55 | (サンビースト) | 494 | |
12.15 | 中京 | 寒椿賞 | 1勝 | ダ1400m(良) | 16 | 1 | 2 | 5.4 (2人) | 3着 | 1:25.0(36.7) | 0.0 | 鮫島克駿 | 55 | コパシーナ | 482 |
2020. 2.15 | 東京 | 3歳1勝クラス | ダ1600m(良) | 16 | 8 | 15 | 3.6 (2人) | 1着 | 1:37.4(36.0) | -0.0 | C.ルメール | 56 | (ダノンファスト) | 482 | |
3.28 | 中山 | 伏竜S | OP | ダ1800m(良) | 13 | 6 | 9 | 7.7 (5人) | 2着 | 1:53.8(38.4) | 0.4 | 大野拓弥 | 56 | ヘルシャフト | 478 |
5.24 | 東京 | 鳳雛S | L | ダ1800m(良) | 16 | 2 | 3 | 5.3 (2人) | 6着 | 1:52.1(37.6) | 1.1 | 藤岡佑介 | 56 | ミヤジコクオウ | 482 |
10.31 | 京都 | 3歳上2勝クラス | ダ1800m(良) | 14 | 7 | 11 | 2.1 (1人) | 1着 | 1:50.3(36.2) | -0.7 | 松山弘平 | 55 | (サンライズホープ) | 488 | |
11.14 | 阪神 | 摩耶S | 3勝 | ダ1800m(良) | 16 | 1 | 2 | 2.0 (1人) | 1着 | 1:52.3(36.7) | -0.3 | 松山弘平 | 55 | (タイガーインディ) | 488 |
12.20 | 阪神 | ベテルギウスS | L | ダ1800m(良) | 16 | 3 | 5 | 2.7 (1人) | 2着 | 1:51.9(36.0) | 0.0 | 松山弘平 | 55 | オーヴェルニュ | 490 |
12.29 | 大井 | 東京大賞典 | GI | ダ2000m(良) | 16 | 1 | 1 | 18.2 (4人) | 6着 | 2:07.1(36.3) | 0.2 | 松山弘平 | 55 | オメガパフューム | 490 |
2021. 3.21 | 中京 | 名古屋城S | OP | ダ1800m(不) | 15 | 3 | 4 | 2.1 (1人) | 1着 | 1:49.3(37.2) | -0.5 | 松山弘平 | 57 | (アッシェンプッテル) | 494 |
4.18 | 阪神 | アンタレスS | GIII | ダ1800m(重) | 16 | 2 | 4 | 2.9 (1人) | 1着 | 1:49.0(37.0) | -0.3 | 松若風馬 | 56 | (ヒストリーメイカー) | 494 |
6.30 | 大井 | 帝王賞 | JpnI | ダ2000m(重) | 13 | 4 | 4 | 7.4 (4人) | 1着 | 2:02.7(36.8) | -0.6 | 松山弘平 | 57 | (ノンコノユメ) | 497 |
- 競走成績は2021年6月30日現在
血統表
テーオーケインズの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | シアトルスルー系 |
[§ 2] | ||
父 *シニスターミニスター Sinister Minister 2003 鹿毛 |
父の父 Old Trieste1995 栗毛 |
A.P. Indy | Seattle Slew | |
Weekend Surprise | ||||
Lovlier Linda | Vigors | |||
Linda Summers | ||||
父の母 Sweet Minister1997 鹿毛 |
The Prime Minister | Deputy Minister | ||
Stick to Beauty | ||||
Sweet Blue | Hurry up Blue | |||
Sugar Gold | ||||
母 マキシムカフェ 2007 黒鹿毛 |
マンハッタンカフェ 1998 青鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | ||||
*サトルチェンジ | Law Society | |||
Santa Luciana | ||||
母の母 カフェピノコ2000 栗毛 |
*ジェイドロバリー | Mr. Prospector | ||
Number | ||||
*ピノシェット | Storm Cat | |||
*ピンクタートル | ||||
母系(F-No.) | ピノシェット(GB)系(FN:1-i) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Mr. Prospector 5 × 4 = 9.38% | [§ 4] | ||
出典 |
- 叔母に2016年レディスプレリュード勝ち馬のタマノブリュネット[10]。
脚注
出典
- ^ "テーオーケインズ". JBISサーチ. 2021年7月9日閲覧。
- ^ "【名古屋城S結果】テーオーケインズが人気に応えて快勝 松山弘平騎手は本日6勝・今週11勝目". netkeiba.com. 21 March 2021. 2021年7月1日閲覧。
- ^ "【アンタレスS】テーオーケインズが人気に応え重賞初V". サンケイスポーツ. 19 April 2021. 2021年7月1日閲覧。
- ^ "【帝王賞結果】3連単238万の大波乱! テーオーケインズが3連勝で戴冠、 9歳馬ノンコノユメが2着". netkeiba.com. 30 June 2021. 2021年7月1日閲覧。
- ^ "【JBCクラシックレース後コメント】ミューチャリー吉原寛人騎手ら". netkeiba.com. 3 November 2021. 2021年11月27日閲覧。
- ^ "競走成績:全競走成績|テーオーケインズ". JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2021年7月1日閲覧。
- ^ "テーオーケインズの競走成績". netkeiba. ネットドリーマーズ. 2021年7月1日閲覧。
- ^ a b c "テーオーケインズ 血統情報:5代血統表". JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2021年7月1日閲覧。
- ^ a b c "テーオーケインズの5代血統表". netkeiba. ネットドリーマーズ. 2021年7月1日閲覧。
- ^ "タマノブリュネット". JBISサーチ. 2021年7月1日閲覧。