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{{複数の問題|出典の明記=2021-10|独自研究=2021-10}}
'''エン演ドル'''（えんドル）は、[[演歌]]を歌うと[[アイドル]][[歌手]]のことを指す用合わせた造語。『'''演「エンドル'''』」ともいわ表記される。
 
[[歌謡曲]]におけるアイドルのような売り出し方をした女性[[演歌歌手]]、または、女性アイドルが演歌歌手として売り出した場合に、自称・他称される。男性がこう呼ばれる例は極めてまれで、近年は「[[イケメン]]演歌歌手」等と称される。
 
== 概要 ==
1970年代には既に[[森昌子]]、[[石川さゆり]]、[[八代亜紀]]、[[西川峰子]]、[[牧村三枝子]]といったアイドル的な立ち位置の演歌歌手が活躍していたが、歌謡曲のジャンル分けが曖昧な時代であったことから、彼女らを指す特別な名称はなかった。
特に10代〜20代の洋装の[[女性]][[演歌歌手]]を指すことが多い。元祖は[[林あさ美]]（[[1996年]]デビュー）。以降、時代を遡っても使われるようになった。
 
1980年代後半から「[[バラエティーアイドル]]」の略語としてバラドルが用いられるようになり、「○○ドル」はある特性を持ったアイドルの略語として認知されるようになった。
「エンドル」と呼ばれる歌手の中には、本物のアイドル歌手から演歌・歌謡曲路線に転じた者もいる。
 
1980年代終盤から1990年代初頭にかけて10代〜20代の女性演歌歌手が多くデビューした。'''演歌歌手＝おばさん'''、'''演歌＝中高年向けの音楽'''というイメージを払拭する狙いもあり、彼女らに対して「演歌のアイドル」略して「演ドル」「エンドル」という名称が使われるようになった。
==「エンドル」と呼ばれる・呼ばれた演歌歌手==▼
 
:※は演歌以外でのアイドル歌手からの転身。
[[1995年]]（[[平成]]7年）、[[集英社]]「[[イミダス]]（情報・知識imidas）」の時事用語辞典の新語流行語として「演ドル」が記載された<ref>[https://imidas.jp/ryuko/CA-0036_CA-5203.html 時事用語事典 > 新語流行語 > 1995年 > 流行・ヒット商品]（イミダス）</ref>。
*[[大黒裕貴]]（旧芸名・黒木梨花）
 
*:現在は本名の「大黒美和子」名義でインディーズ歌手として活動している。
[[1999年]]（平成11年）[[10月16日]]、[[テレビ朝日系列]]「[[京都マル秘仕事人|京都マル秘仕置帖]] ～伝説の男“必殺仕事人三味線屋勇次”が京の町に現れた! カラオケ教室美人殺人事件 デビュー直前に消された演ドルの秘密～」が放送された。
*[[林あさ美]]（一時「水牧あさ実」名義で活動）
 
▲==「エンドル」と呼ばれる・呼ばれた演歌歌手 ==
*[[石原詢子]]▼
*:1988年に「演ドル誕生」のキャッチフレーズでデビューした。
*[[岩佐美咲]]
*:アイドルグループ「[[AKB48]]」の元メンバー。AKB時代から演歌歌手としてもソロ活動。
*[[大石加奈子まどか]]▼
*:プロモーションの一環としてバラエティー番組にも出演した。
*[[小沢亜貴子]]▼
*[[工藤あやの]]
*[[城之内早苗]]※▼
*:アイドルグループ「[[おニャン子クラブ]]」出身の元メンバー。▼
*[[田川寿美]]
*[[中島ゆきこ]]
*[[永井みゆき]]
*[[長山洋子]]※▼
*[[みずき舞]]（旧芸名・細江真由子）※
*:アイドルポップスから演歌に転向した。
▲*[[小沢亜貴子]]
*[[水田竜子林あさ美]]
▲*[[城之内早苗]]※
▲*:アイドルグループ「[[おニャン子クラブ]]」出身。
▲*[[長山洋子]]※
*[[前田有紀 (歌手)|前田有紀]]▼
*:[[五木ひろし]]の弟子で、「[[ハロー!プロジェクト]]」の元一員。▼
▲*[[石原詢子]]
*[[原沙織]]
*[[川久保由香みずき舞]]
*[[美月優]]（旧芸名・花村みずき）
*[[森山愛水田竜子]]▼
*[[丘みどり]]（本名及び旧芸名・岡美里）※
*[[望月琉叶]]
*:[[ホリプロ]]「[[HOP CLUB]]」3期生。
*:アイドルグループ「[[民族ハッピー組]]」のメンバー。グラビアアイドルでもある。
▲*[[森山愛子]]
*:[[TBSテレビ]]『[[王様のブランチ]]』リポーターも務める。
*[[大石まどか]]（旧本名及び旧芸名・大石円）
▲*[[大石加奈子]]
*[[カレン (歌手)|カレン]]
*: [[モーニング娘。]]HAPPY8期オーディションを受けた経験あり。
 
=== 現在演歌以外で活躍する歌手 ===
*[[中澤裕大黒美和子]]（大黒裕貴）
*:2008年よりJ-POPに転向。
*:[[モーニング娘。]]時代に、ソロ名義（中澤ゆうこ）で演歌をリリースしていた。▼
*[[神園さやか]]
*:2作目『さすらい鴎』が“現役女子高生演歌歌手”として話題に（デビュー当時は学生服姿でステージに立った）。2006年より歌謡曲路線に転向。▼
*[[川嶋あい]]
*:13歳の時に演歌歌手としてデビュー。現在はポップスに転向。
*[[島谷ひとみ]]
*:[[島田紳助]]プロデュースにより[[エイベックス]]初の演歌「大阪の女」でデビュー。シングルカセットもあった。現在ポップス歌手・タレントとして活躍。
*[[神園さやか中澤裕子]]
▲*:[[モーニング娘。]]時代に、ソロ名義（中澤ゆうこ）で演歌をリリースしていた。現在は[[ドリームモーニング娘。]]の一員として活動する傍らソロ歌手・[[俳優|女優]]として活躍。
▲*:2作目『さすらい鴎』が“現役女子高生演歌歌手”として話題に。2006年より歌謡曲路線に転向。
*[[夏川りみ]]
*:中学卒業後一旦[[ポニーキャニオン]]から「星美里」（ほし・みりさと）名義でデビューし、数年間活動していた。
▲*[[前田有紀 (歌手)|前田有紀]]
▲*:[[五木ひろし]]の弟子で、「[[ハロー!プロジェクト]]」の元一員メンバー。
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
* [[ナマドル]]（2007年から見られる。「訛りのあるアイドル」の略語）
 
{{日本の音楽}}
 
{{DEFAULTSORTデフォルトソート:えんどとる}}
[[Category:日本のアイドル演歌歌手|*えんとる]]
[[Category:日本の歌手アイドル|*えんとる]]
[[Category:演歌歌手|*芸能用語]]
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