アフター5スター賞

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アフター5スター賞(アフターファイブスターしょう)は特別区競馬組合大井競馬場で施行する地方競馬重賞競走である。正式名称は「スポニチ盃 アフター5スター賞」、スポーツニッポン新聞社が優勝杯を提供している。

アフター5スター賞
開催国 日本の旗日本
主催者 特別区競馬組合南関東公営
競馬場 大井競馬場
創設 1994年8月30日
2018年の情報
距離 ダート1200m
格付け 南関東SIII
賞金 1着賞金1300万円
出走条件 サラブレッド系3歳以上オープン・南関東所属
負担重量 別定(本文に記載
出典 [1]
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副賞は、特別区競馬組合管理者賞(2018年)[2]

概要

1994年に創設。毎年8月ナイター競馬の時期に行われている。

2007年9月5日に予定されていたが馬インフルエンザの影響により11月30日に延期されている。日中開催のため発走時刻も15時45分となった。

1995年南関東グレード導入によりG3に格付け、2007年にはSIIIに変更されている。

距離は当初はダート1800mであったが、2002年競馬場の改修によりダート1790mに変更、2003年にダート1190mに短縮され、改修が終了した2004年以降はダート1200mで施行されている。

近年では、優勝馬がJBCの出走馬を決める選定の対象馬としてノミネートされるJBC指定競走とされることが多い。2011年は上位3頭を中央競馬からの転入組が独占(かつ3頭とも転入初戦)する結果となっている。

条件・賞金等(2018年)

出走資格
サラブレッド系3歳以上、南関東所属。
なお、以下の馬に優先出走権がある[1]
負担重量
別定。基本重量は、A1級格付馬57kg、A2級格付馬55kg、B1級以下格付馬53kg(3歳馬2kg減、牝馬2kg減、南半球産3歳4kg減)で、前年9月28日から本年8月24日までのダートグレード競走及び中央競馬重賞優勝馬は2kg、南関東重賞優勝馬は1kgの負担増となる(クラス分けに関しては日本の競馬の競走体系を参照)[1]。2歳時の成績は対象外。
賞金額
1着1,300万円、2着455万円、3着260万円、4着130万円、5着65万円[1]、着外手当は15万円[3]
優先出走権付与
優勝馬には東京盃オーバルスプリントの優先出走権が付与される[1]

歴代優勝馬

回数 施行日 優勝馬 施行距離[m] 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1994年8月30日 ツキノイチバン 1800 牡6 大井 1:52.8 佐々木竹見 福永二三雄 月村泰男
第2回 1995年8月30日 ツキフクオー 1800 牡4 大井 1:53.1 森下博 福永二三雄 月村泰男
第3回 1996年8月26日 スペクタクル 1800 牡6 大井 1:53.6 内田博幸 赤間清松 佐橋五十雄
第4回 1997年8月28日 サプライズパワー 1800 牡4 船橋 1:53.7 石崎隆之 川島正行 舛添要一
第5回 1998年8月26日 サントス 1800 牡6 大井 1:51.3 鈴木啓之 須田明雄 (有)隆駿
第6回 1999年8月25日 イナリコンコルド 1800 牡5 大井 1:53.4 内田博幸 福永二三雄 保手濱忠弘
第7回 2000年8月28日 ゴールドヘッド 1800 牡6 大井 1:52.5 的場文男 蛯名末五郎 中田和宏
第8回 2001年8月28日 スピーディドゥ 1800 牡5 大井 1:54.5 内田博幸 高橋三郎 小林肇
第9回 2002年8月21日 キングリファール 1790 牡5 船橋 1:52.1 佐藤隆 川島正行 滝澤久之進
第10回 2003年8月27日 ハタノアドニス 1190 牡7 大井 1:10.8 内田博幸 高橋三郎 畑末廣郎
第11回 2004年8月18日 ハタノアドニス 1200 牡8 大井 1:11.7 早田秀治 高橋三郎 (有)グッドラック・ファーム
第12回 2005年8月31日 ロッキーアピール 1200 牡7 川崎 1:11.6 今野忠成 山崎尋美 金子真人
第13回 2006年8月30日 コアレスタイム 1200 牡8 船橋 1:10.7 内田博幸 川村昭男 小林昌志
第14回 2007年11月30日 ベルモントサンダー 1200 牡6 船橋 1:11.4 石崎駿 出川克己 (有)ベルモントファーム
第15回 2008年9月3日 ディープサマー 1200 牡6 船橋 1:11.5 川島正太郎 川島正行 深見敏男
第16回 2009年8月26日 ケイアイジンジン 1200 牡3 大井 1:12.3 的場文男 久保田信之 亀田和弘
第17回 2010年9月1日 ヤサカファイン 1200 牡4 大井 1:11.5 石崎駿 鷹見浩 志邑宣彦
第18回 2011年8月30日 タカオセンチュリー 1200 牡8 大井 1:11.2 柏木健宏 松浦裕之 櫻井龍蔵
第19回 2012年8月29日 ジーエスライカー 1200 牡5 大井 1:11.7 坂井英光 栗田裕光 原司郎
第20回 2013年8月28日 ハードデイズナイト 1200 牝3 川崎 1:11.5 山崎誠士 佐々木仁 (有)グランド牧場
第21回 2014年8月27日 サトノタイガー 1200 牡6 浦和 1:10.8 吉原寛人 小久保智 松村真司
第22回 2015年8月26日 ジョーメテオ 1200 牡9 浦和 1:12.1 坂井英光 小久保智 上田けい子
第23回 2016年8月31日 ルックスザットキル 1200 牡4 大井 1:12.2 早田巧駿 米田英世 田記正規
第24回 2017年8月30日 キタサンミカヅキ 1200 牡7 船橋 1:11.6 繁田健一 佐藤賢二 (有)大野商事
第25回 2018年8月29日 キタサンミカヅキ 1200 牡8 船橋 1:11.8 森泰斗 佐藤賢二 (有)大野商事
第26回 2019年8月28日 キタサンミカヅキ 1200 牡9 船橋 1:11.9 森泰斗 佐藤賢二 (有)大野商事
第27回 2020年9月8日 サブノジュニア 1200 牡6 大井 1:11.7 矢野貴之 堀千亜樹 中川三郎
第28回 2021年9月7日 ワールドリング 1200 牡3 船橋 1:12.3 張田昂 張田京 国田正忠

脚注

参考文献

注釈

出典

  1. ^ a b c d e 平成30年度 第10回大井競馬競走番組表(決定)” (PDF). 東京シティ競馬 : TOKYO CITY KEIBA. 2018年8月27日閲覧。
  2. ^ 大井競馬出走馬一覧表平成30年度第10回大井競馬第3日8月29日(水)” (PDF). 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2018年8月27日閲覧。
  3. ^ 平成30年度大井競馬番組” (PDF). 特別区競馬組合. p. 28. 2018年8月27日閲覧。

各回結果の出典

関連項目

  • 東京盃
  • 鎌倉記念 - 同じくスポーツニッポン新聞社が優勝杯を提供している南関東重賞競走。

外部リンク