野口さんが地球に帰ってくるまでに読破、と思ってたけれど、やや遅れて読了。 かなり、ショックな本。 スペースシャトルって、世紀の失敗作だったんだ……。 その理由については、下のリンクに書いてあるのと基本的に一緒なので、あえて要約はしないけれど、要するに往還機にするために、安全性も、使いやすさも、最終的には経済性も、すべて犠牲にした設計コンセプトだったということ。 リンク: いも焼酎 2004.9 No.282. 驚くべきことは、松浦さん自身「騙されていた」というように、ぼく自身もすっかり騙されていたということだ。 アメリカはなんてすげーものを作ったのだと思っていた。 たとえばね、ぼくが「夏のロケット」を書いた時の最大のモチベーションは、「子供の頃は、大人になれば、宇宙に行くのが当たり前の世の中になっていると思っていた。でも、実際は宇宙なんて夢のまた夢だ」という苛立ちだった。「じゃ、自分でロ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)はガンマ線を放出する放射性物質の分布を可視化する新しい装置「超広角コンプトンカメラ」を試作し、従来のガンマカメラに比べ格段に広い視野での放射性セシウムの分布の高精度画像化に成功したそうです。 JAXA|「超広角コンプトンカメラ」による放射性物質の可視化に向けた実証試験について http://www.jaxa.jp/press/2012/03/20120329_compton_j.html このカメラは次期X線天文衛星ASTRO-Hに搭載予定のガンマ線観測センサの技術を応用したもので、広い視野(ほぼ180度)と核種に固有なガンマ線を識別する能力があり、敷地や家屋に広く分布したセシウム137(Cs-137)やセシウム134(Cs-134)について画像化できるとのこと。これにより、従来の調査では困難であった屋根などの高所に集積する放射性物質も画像化できるようになっ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、次期X線天文衛星ASTRO-Hに搭載予定のガンマ線観測センサの技術を応用し、ガンマ線を放出する放射性物質の分布を可視化する新しい装置「超広角コンプトンカメラ」を試作しました。この装置は、広い視野(ほぼ180度)と核種に固有なガンマ線を識別する能力を生かして、敷地や家屋に広く分布したセシウム137(Cs-137)やセシウム134(Cs-134)について画像化できることから、サーベイメーター等を用いた人力による従来の調査では困難であった、屋根などの高所に集積する放射性物質も画像化することが期待されます。(添付資料1)(0.6MB) 本年2月11日、JAXAと日本原子力研究開発機構(JAEA)並びに東京電力株式会社は、計画的避難区域に指定されている福島県飯館村草野地区において「超広角コンプトンカメラ」を用いた線量測定及び撮像試験による実証試験を実施しました。撮
こんにちは、宇宙記事ツイートに専念しているくろオス兎です。私は学歴も知識もありませんしエサですし、TLに関してはいじられキャラです。今回は、モテる宇宙力を磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。 1. あえて2~3世代前の探査機ネタを飲み会に持っていく あえて2~3世代前の探査機を話題に出しましょう(PLA本当にマジでチョー行方不明ですけどぉぉお~!」と言って、男に「どうしたの?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「探査機とか詳しくなくてぇ~! ずっとコレ探してるんですけどぉ~! 探しにくいんですぅ~! ぷんぷくり~ん(怒)」と言いましょう。だいたいの男は詳しい探査機ネタを語りたがる習性があるので、古かったとしても1世代前の探査機情報(PLA
宇宙に突き刺さる閃光…夜のスペースシャトル発射シーン ロケットやスペースシャトルの発射も珍しくなくなったので、凄いという感覚が麻痺しがちですが、現場で発射シーンを見たら、人類って凄いと感激しますよ。あれはいいものだ。 なんて、さも見たことあるよう振りをしつつ、もちろん生で見たことなんてありません。 ああ、見たい。見てみたいヨ! それはともかく、3月11日にめでたくエンデバー号が打ち上げに成功し、土井隆雄さんが日本初の有人宇宙施設「きぼう」の部品を国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶことになりました。 夜の発射は比較的地味なものかと思いきや、宇宙(そら)と水面に映し出された様は芸術品のようです。 ※画像をクリックして拡大 こちらは夜のケネディ宇宙センター。エンデバー号の発射準備が完了しました。 発射! 水面の反射が美しい。 天空に向かってまっしぐら。 もうすぐ雲へ到達。 突入。 そして宇宙(
宇宙ごみにとりつける「導電性テザー」を持つ日東製網の尾崎浩司さん=広島県福山市、吉田写す 人工衛星の残骸など、地球の周りに増え続けて問題化している「宇宙ごみ」に、長さ数キロの「網」をつけて大気圏に突入させ、燃やしてしまおうという試みが、広島県の老舗漁網メーカーと、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の間で進められている。 昨年創業100周年を迎えた「日東製網」(福山市)がJAXAと共同開発中の「宇宙ごみ除去システム」。 まず、金属で編んだ長さ数キロの「導電性テザー」と呼ばれる細長い網を「捕獲衛星」に積み、ロケットで打ち上げる。軌道に乗った後、衛星のロボットアームを使って宇宙ごみに網を取りつけ、アームの先端を切り離す。 網は地球のまわりを周回することによって電気を帯びる。これが地球の磁場と影響し合って、徐々に高度を下げさせる力となり、大気圏にごみごと再突入して、最終的に燃え尽きるとい
2010年06月19日10:54 カテゴリオタクin中国 はやぶさ帰還についての中国オタクの反応 小惑星探査機はやぶさが7年間の過酷な旅を終え地球に帰ってきましたが、 その件について中国オタクの反応はどうなのかという質問をいただいております。ありがたやありがたや。 はやぶさについては、ニコニコ動画における作品など各種擬人化でその苦難のミッションを称える声が多く出ました。 そしてそれが中国オタクの方にも伝わっているようで、中国オタク的に今回の件はニコニコ動画や擬人化経由で知ったのが多いようです。 それから中国は宇宙関連のニュースは結構熱心にやる所があるので、国営の通信社とも言える新華社のサイト「新華網」でも、カプセル回収の写真がホットニュースとして紹介されていました。 新華社の記事はコチラ(中国語) それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させ
太陽光から地球を遮るという「宇宙の日よけ(space sunshade)」に関する研究が国連によって制限されるかもしれないそうだ(本家/.)。 「宇宙の日よけ」とは、地球に降り注ぐ太陽の光を何らかの形で遮るというもの。「日よけ」を設置することによって地球の温暖化に対し、より恒久的な解決手段を開発するまでの時間を稼げると考える人もいるそうで、本質から目をそむけさせ、化石燃料に頼る社会を長引かせるだけであると反発する環境団体もいる。また、こういった地球工学的手法はエコシステムや農業、また天候などに予期せぬ影響を与える恐れがあると警鐘を鳴らす専門家らもいるとのこと。このため、国連の掲げる「生物の多様性に関する条約」ではこの研究を制限もしくは禁止する方向で動いているとのことだ。 この「宇宙の日よけ」とは、まさ
逆境でも不屈の闘志で復活の技術を生み出す「敗れざる者たち」として、まずは今年夏、国内外で注目された小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトに貢献したIHIグループのIHIエアロスペースの技術者を紹介したい。 はやぶさは、地球から3億キロも離れた小惑星イトカワから、満身創痍になりながら、戻ってきた。このプロジェクトの総責任者だった宇宙航空研究開発機構(JAXA)の川口淳一郎教授らの執念と知恵で、日本に感動を与える奇跡を演じてみせた。そこでは、IHIエアロスペースの技術者たちの活躍も大きい。 まずは、はやぶさのカプセルの耐熱素材などを担当したIHIエアロスペースの宇宙機システム室の森田真弥部長に聞いた。森田氏ははやぶさのカプセルが豪州南部の砂漠に落ちた時に、自らその回収を担当している。 (聞き手は佐藤紀泰=日経ビジネス編集委員) 森田 ええ、私がカプセルの外側の耐熱部分(ヒートシールド)の開発を担
Image it: Copenhagen Suborbitals Image it: Copenhagen Suborbitals デンマークの民間宇宙団体「コペンハーゲン・サブオービタルズ」は8月27日、同社が開発したサブオービタル用ロケット「HEAT-1X」による最初の打ち上げ試験を9月2日に実施すると発表した。 発表によると、ペイロードには小型有人宇宙船「ティコ・ブラーエ」が搭載されており、「ティコ・ブラーエ」には宇宙飛行士の人形が乗せられている。打ち上げ試験が順調に行けば、「HEAT-1X」は上空30kmまで飛行できるという。 「HEAT-1X」は既に潜水艦打ち上げプラットフォームに搭載され、8月31日にボーンホルム島に移動し、9月2日に打ち上げられる予定となっている。なお、打ち上げ可能期間は9月17日まで設定されている。 コペンハーゲン・サブオービタルズはデンマー
人形を載せた宇宙船。先端は透明なカバーで360度見渡せる=トーマス・ピーダースン氏撮影発射台にたてられた宇宙船「ティコ・ブラーエ」=トーマス・ピーダースン氏撮影 ミサイルのような1人乗り有人ロケットの試作機が、9月2日にもデンマーク沖のバルト海で打ち上げられる。今回は人形を載せた高度30キロのテスト飛行だが、高度100キロを超える飛行能力を持つ。数回のテストを重ね、安全性が確認できれば有人で打ち上げる。成功すれば、宇宙に独自に人を送った国として、旧ソ連や米国、中国に続き、デンマークが4カ国目になる。 米航空宇宙局(NASA)の元技術者らの民間団体が開発した。小型ロケット「HEAT―1X」で、宇宙船「ティコ・ブラーエ」を打ち上げる。船名は16〜17世紀の同国の天文学者からとった。 全長は約10メートル、直径約60センチ。飛行士は先端の透明なカバーに顔をのぞかせるようにして立って乗る。個
前の記事 中国で、9日間以上続く大渋滞 iPadを持って海外旅行:便利な技のいろいろ 次の記事 デンマークで「募金で作った有人宇宙船」打ち上げ 2010年8月25日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Duncan Geere Image: Frumpykvプロジェクトを主導するのは、Kristian von Bengtson氏とPeter Madsen氏だ。 ロケットは『HEAT1X-TYCHO BRAHE』と命名されている。[ティコ・ブラーエは16世紀後半のデンマークの天文学者。厖大な天体観測記録を残し、ケプラーの法則が発見される基礎を作った] 最初の試験機は
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