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昭和と演劇に関するiruremeのブックマーク (2)

  • SmaSTATION-4

    先週、公開されると同時に、大きな話題を集めたのが、稲垣吾郎主演・三谷幸喜原作・脚映画「笑の大学」です。この作品の舞台は、昭和初期の浅草。日中戦争の最中…芝居を見てバカ笑いするなど不謹慎だとされたこの時代に、稲垣扮する喜劇作家と役所広司演じる冷酷な検閲官のやり取りを描いたこの映画は、フィクションであると同時に、日の喜劇が歩んだ悲しい現実を忠実に描いたリアルストーリーでもあるのです。そこで今回は、明治・大正・昭和のニッポンで急成長を遂げた喜劇の足跡を追いながら、戦火の中ではかなく散った、ある天才喜劇作家の運命に迫りました。 1968年、青森市郊外にある明誓寺の墓地で、人目をはばからず泣き続けるひとりの男がいました。彼の名は榎健一。昭和初期の浅草を駆け抜け、日中に笑いの渦を巻き起こした喜劇王・エノケンです。その功績を称えて授与された勲章を、彼は墓前に供えました。この墓に眠る人物こそ、国

  • 東京キッドブラザーズ、東由多加

    東京キッドブラザーズ  演出:東由多加 東京キッドブラザーズは、アングラ演劇の中では異色の存在です。 天井桟敷にいた東由多加が寺山修司の呼びかけに集まってきた家出少年、少女達を率いて劇団を結成します。 そして70年、いきなり何の伝手も、金もほとんどない状態でアメリカに向かいます。 この右側はアメリカに行った後に再度、試みられたヨーロッパ遠征の呼びかけパンフです。アメリカ行きも、こんな状況でした。 ヨーロッパ行きは結局は実行されなかったのではないかと思いますが。 アメリカ行きの出立公演が彼らの最初の演劇公演「黄金バット」です。その頃の私は何でも見ようとしていたのでしょう。 この小さなパンフのみで出かけたのです。エネルギーだけはありましたが、ハチャメチャな公演でした。 誰でも思ったのは失敗するだろう、帰ってこれるのかな、この連中は。そんな感じです。 ところが1年以上経った頃、彼らがアメリカで観

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