サイオステクノロジーの子会社であるグル―ジェントは、「Lotus Notes」から「Google Apps for Business」(以下、Google Apps)へのシステム移行を容易に行なうためのツール「Gluegent Migrator for Lotus Notes」の提供を開始した。
これまで多くの企業で利用されてきたLotus Notes上のデータベースと文書をGoogle Appsへ移行するコストや手間は大きな障害になっていた。今回発表されたGluegent Migrator for Lotus Notesは、Lotus Notes上のデータベースや文書を、社内イントラ、ポータルサイトとして利用できるGoogle AppsのGoogle Sites上に移行できるという。
また、Gluegent Migrator for Lotus Notesでは、Lotus Notes上のデータベースから抽出されたドキュメントの階層構造や参照関係から、Google Sites上でも同様の階層構造を構築できる。また、Lotus Notesで作成されたレイアウトの再利用、また簡易なHTMLでレイアウトを指定することも可能になっている。
グルージェントは、Google Appsの販売で協業するソフトバンクテレコムとの協力を強化。Gluegent Migrator for Lotus Notes」の提案を通じて、Google Appsの販売をより一層推進していくという。